うつの原因となるストレスについて知ろう【自分で状態を把握する】

自己否定が続く

男性

適切な見極め

自信満々とは言わないまでも、自分の存在を否定しないのが健康な人の思考です。ところが、何でもとにかく自分が悪いと考えてしまう人もいます。そういう思考の持ち主をすべてうつだとくくることはできませんが、急激に自己否定することが増え、その気持ちに打ちひしがれているようなら、抑うつ状態にあると判断できます。何でも自分が悪いと感じるのは、自分に自信がなくなってきていることを指します。人は実に単純な生き物で、健康であれば、思考の回転も速くなり、多少の失敗でもすぐにそれを取り戻そうという気になれます。しかし、体に不具合があると気持ちが大きく萎えてしまう人がほとんどです。これを踏まえて考えると、うつの初期症状には、体調の悪化というものがあります。原因がわからないまま、とにかく疲れが解消しないなど、不調が一か月や二か月も続けば、誰しも気が弱くなり、自信を失います。その結果、こんな自分ではダメという気持ちがどんどんエスカレートしていくわけです。ここまでくると、悪いサイクルに突入してしまいます。身体の不調としてあらわれたうつ状態は、同時に思考も鈍らせていくので、仕事でのミスが目立ち自己否定のきっかけを量産することになります。自分の否定するほど辛いことはなく、このような思考状態になっているのなら、治療はもちろんですが、一番身近な人に理解してもらう努力も必要です。一言でうつといっても、実はいろいろなタイプのものがあります。精神医療の分野では、気分障害に該当します。典型的なものは、大きく分けて二つのタイプです。一つは、もっともよくみられる大うつ病で、気分の落ち込みなどがあらわれる単極性のケースになります。もう一つのタイプが、双極性タイプです。これは、躁状態もあらわれるもので、前者と同じ症状に加えて、気分が高揚し、やる気満々で、考えることも自信たっぷりという躁の症状を持ち合わせています。均等に交互に繰り返すこともあれば、どちらかが強く、どちらかが弱いということもあります。このうち、躁状態がほとんどあらわれているかどうかわからないものを双極性?型といい、新型あるいは非定型といわれるうつも、このケースが多いです。適切に治療を行わないと、エネルギーを使い切ってしまい、重症うつに発展することもあります。どちらのタイプも同じ治療が行われるわけではなく、使われる薬剤もことなります。特に双極性タイプは、発見されるまでに7年から8年ほどかかることもあるぐらい診断が難しい病気です。大うつ病の治療過程で、治りが悪く、長期化した時にはじめてわかることもあります。いづれにしても、自分で解決できるものではありません。専門医による適切な診断と治療を継続することが大事です。

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