うつの原因となるストレスについて知ろう【自分で状態を把握する】

問題を一つずつ解決

ウーマン

病気を認識しよう

本来、うつ病は次第に進行して、その強さを増しながら、やがてピークに達し徐々に改善しながら自然に治っていく病気です。およそ数か月から一年ほどでいつの間にか治ることもあります。だからといって医療機関での治療をしなくていいわけではありません。早めに治療すれば、それだけ早く治り、症状も軽くて済みます。また、うつ病のきっかけとなったストレスがいつまでも解決されなければ、症状もずっと続くため、治療を通してストレス解消する必要があるわけです。そして、うつ病になると発症したことで起こるトラブルというものが増えてきます。たとえば、家庭内や職場での人間関係を放置すると、それが新たなストレスとなり、治療の妨げになるので注意が必要です。早く回復するためには、医師から適切なアドバイスをもらいながら、こうした問題を解決していくことが必要です。そうすることで、休むということに罪悪感を抱きにくくなります。治療初期はとにかく休養が必要です。しかし、病前にも増して几帳面で真面目になるため、最初のうちは薬物治療をしながら仕事を続けがちです。仕事の能率が落ちて、自分を責める気持ちが強くなってきたときにはしばらく休みを取って、治療だけに専念することが大事です。態勢を立て直していくとき、人間関係がスムーズになっていれば、休暇も取りやすくサポートも受けやいので治療もしやすくなります。うつ病は、特に中高年の時期の発症が目立ちます。日本人の五人に一人が罹患するといわれるほど、よくある病気の一つです。治療可能な心の病気ですが、一方で、生きる意味を失ってしまうほどの重大な病気でもあり、決して気安く考えてはいけません。特に日本人の男性は、我慢し続けた状態で悪化してしまうことが多いです。そのため、家族や友人、同僚などまわりの人は、疑わしいと考えるのなら、迷わず受診をすすめるようにします。最悪の事態を回避するためには、治療を早くスタートさせることが何よりも大切です。うつ病治療の第一の目的は、症状を抑えて苦しみを緩和することです。基本的には抗うつ剤を服用すれば、二週間前後で効果があらわれはじめます。その後、一か月から二か月のうちには辛い症状のほとんどが改善されるケースが多いです。また、治療環境が整い、回復したとしても再発することがよくあります。これは、当人の性格や考え方、ストレスへの対処の仕方が、発症に大きく関係しているからです。自分はどうしてうつ状態になりやすいのか、どんな性格や考え方は発症につながっていくのかなど自分自身が学んでいくことで、再発を予防することができます。決して怠けているわけでも、気が緩んでいるわけでもないですから、自分ひとりで治そうとしないで、うつ治療に特に力を入れている精神科医のアドバイスを受けながら治していきます。

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